車の買い替えを考えていると、電気自動車などのエコカーに使える補助金が気になりますよね。平塚市に住んでいる場合、国や県、市のどの制度を利用できるのかも知っておきたいところです。
地域情報メディア『ひらつかログ』のライター、サトシです。わたしは車に関わるお金を調べるとき、金額だけでなく対象車両や申請時期も確認しています。補助金があっても、購入する車が対象とは限らないからです。
今回は2026年の平塚市で利用を検討できるエコカー補助金について、国・神奈川県・市の制度の違いや、購入前に確認したいポイントを整理します。
エコカー補助金は車の種類によって異なる
エコカー補助金は、燃費のよい車なら何でも対象になる制度ではありません。電気自動車やプラグインハイブリッド車など、車の種類によって利用できる補助金が異なります。
特に国のCEV補助金は、国が定めた条件を満たすクリーンエネルギー自動車が対象です。一般的なハイブリッド車と、外部充電ができるプラグインハイブリッド車は区別されます。
- 電気自動車(EV)
-
外部から充電した電気を使って走る自動車です。
- プラグインハイブリッド車(PHEV)
-
外部充電に対応し、エンジンも備えた自動車です。
- 燃料電池自動車(FCV)
-
水素を使って発電し、モーターで走る自動車です。
まずは購入予定の車が、どの種類に当たるのか確認するところから始めましょう。
国のCEV補助金は対象車両が決まっている
国の「クリーンエネルギー自動車導入促進補助金(CEV補助金)」は、対象となる電気自動車などの購入を支援する制度です。
申請受付や対象車両の案内は、一般社団法人次世代自動車振興センターが行っています。
2026年10月20日時点では、令和7年度補正予算によるCEV補助金の申請受付が案内されています。ただし、受付終了見込みについてもお知らせが出ているため、現在の受付状況には注意が必要です。
補助額は車の種類だけで一律に決まるわけではありません。メーカーや車種、仕様、初度登録日などによって異なります。
購入予定車の正式名称と登録予定日を確認し、該当する補助対象車両一覧を調べることが大切です。
平塚市独自のエコカー購入補助はある?
平塚市の2026年度の市民向け脱炭素補助金では、住宅用太陽光発電設備やゼロエネルギーハウス、住宅の断熱リフォームなどが案内されています。
一方、今回確認した公式案内には、一般家庭が電気自動車などを購入する際の市独自の車両購入補助金は掲載されていませんでした。
平塚市では過去に電気自動車の購入を支援した実績がありますが、以前の制度が現在も利用できるとは限りません。
市の制度を調べる場合は、過去の案内と現在の募集状況を区別し、平塚市の最新の公式情報で確認しておきましょう。
神奈川県のEV補助金は事業用車両が対象
神奈川県では、2026年度に「神奈川県事業用等EV導入費補助金」を実施しています。
対象はEVバス、EVタクシー、EVトラック、EVレンタカーなどの事業用等の車両です。一般家庭で使う自家用乗用車は対象外と案内されています。
また、県の制度では交付決定前に車両を登録したり、代金の支払いを完了したりすると、補助対象外になる場合があります。
事業で車両を導入する場合は、対象となる事業者や車両、申請時期を県の公式ページで確認してください。
エコカー補助金の対象車は公式一覧で確認する
国のCEV補助金の対象車両は、次世代自動車振興センターの公式サイトで確認できます。
2026年の案内では、2025年12月16日以降の登録車について、登録時期別に対象車両一覧が用意されています。2026年4月1日以降の登録車には別の一覧が掲載されています。
購入前に確認したいこと
- 購入予定車の正式名称
- 車両の仕様やグレード
- 初度登録の予定日
- 公式一覧に掲載された補助額
- 現在の申請受付状況
なお、現在案内されている国のCEV車両補助金では、中古車は対象外です。新車と中古車を比較する場合は、車両価格だけでなく補助金の条件も分けて考えましょう。
補助金は契約・登録・申請の時期に注意
エコカー補助金では、購入契約日、初度登録日、申請期限などが重要です。ただし、国と自治体の制度では手続きの順番が異なります。
国のCEV補助金では、初度登録日などを基準に申請期限が設定されています。一方、神奈川県の事業用等EV補助金では、交付決定前に事業へ着手すると補助を受けられません。

同じEVでも申請する時期が違うんですね
車の購入では、契約日と登録日、納車日が異なることもあります。販売店には、登録予定日と補助金の申請期限が合うかを確認しておきたいところです。
また、予算の状況によって受付が早く終了する場合もあります。補助金が受け取れない場合の購入総額も確認しておくと、予算を考えやすくなります。
国と自治体の補助金は併用できる?
国と自治体の両方に補助制度がある場合でも、必ず併用できるわけではありません。対象経費や補助上限、ほかの補助金との関係は制度ごとに決められています。
神奈川県の事業用等EV導入費補助金では、国と県の補助金の合計額が補助対象経費を超えないことが条件です。
これは事業用等の車両に関する条件なので、個人の自家用車にそのまま当てはめることはできません。
複数の補助金を利用したい場合は、それぞれの公式案内で併用条件を確認してください。
EV充電設備への補助金は車両購入と別
電気自動車を購入するときは、自宅の充電設備も検討することがあります。車両購入への補助金と、充電設備の設置費用への補助金は別の制度です。
平塚市では以前、V2H充放電設備導入補助金を実施していました。V2Hは、電気自動車の電力を住宅でも利用できるようにする設備です。
ただし、平塚市のV2H充放電設備導入補助金は2025年度で終了しています。
国にも充電設備やV2Hなどに関する補助制度がありますが、設備の種類や設置場所、申請時期によって対象条件が異なります。
自宅への設置を考える場合は、住宅の電気設備や工事費も含めて確認しておきましょう。
購入後に補助金を知っても申請できる?
補助金の存在を車の購入後に知った場合でも、必ず申請できるとは限りません。
国のCEV補助金には車両登録日を基準とした申請期限があり、自治体の制度には購入前の交付決定が必要なものもあります。
対象車を購入していても、期限を過ぎたり、必要な手続きより先に登録したりすると補助対象外になる場合があります。
補助金の利用を考えている場合は、車を契約する前に対象制度と申請方法を販売店へ確認するのがおすすめです。
平塚市でエコカー補助金を調べる順番
国のCEV補助金は次世代自動車振興センター、神奈川県の事業用等EV補助金は県の公式サイトで案内されています。
平塚市の関連制度については、市の「脱炭素・エネルギー」のページが入口になります。環境政策課の直通電話は0463-21-9762です。
購入予定車がCEV補助金の対象か確認します。
神奈川県と平塚市の公式案内で対象条件と受付状況を調べます。
登録予定日、申請期限、補助金を見込まない購入総額を確認します。
国のCEV補助金については、平塚市役所ではなく、制度を実施する次世代自動車振興センターの公式案内を確認してください。
平塚市でエコカー購入を考えるみなさんへ
エコカーへの買い替えでは、車両価格だけでなく、充電設備や維持費も気になるところです。
補助金を利用したい場合は、まず購入候補の車種が対象になっているかを確認し、販売店に登録予定日と申請時期を尋ねてみてください。
補助制度は年度や予算によって変更されます。国・神奈川県・平塚市の最新情報を確認しながら、補助金が受け取れない場合の費用も含めて、家族に合う車を選んでいきたいですね。
今回はエコカー補助金についてまとめました。この記事が皆様の参考になれば幸いです。最後までお読みいただき、ありがとうございました。












