離れて暮らす家族の見守りを考えると、平塚市の制度や民間サービスがいくつも出てきます。緊急時の通報が必要なのか、普段の生活の様子を知りたいのかでも選択肢が違いますよね。
地域情報メディア『ひらつかログ』のライター、サトシです。わたしはこうしたサービスを見るとき、まず何を見守る仕組みなのかから見ます。
今回は平塚市で利用を検討できる実在サービス3つを取り上げます。料金、利用条件、機器の違いまで比べて紹介します。
平塚市の見守りは目的によって種類が違う
見守りサービスには、普段の生活をセンサーで見るものと、急病などの緊急時に通報するものがあります。民間には照明の使用状況を利用するサービスもあり、同じ「見守り」でも役割はかなり違います。
日常の見守りと緊急通報を分けて見ると、家族が必要としている仕組みを考えやすくなります。
- 今回紹介する3サービス
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平塚市の公的制度二つと、家庭で導入できる民間の見守りサービス一つを取り上げます。
お話し見守りケータイは日常も見守る
一つ目は平塚市のお話し見守りケータイです。携帯型の緊急通報機器と人感センサーを貸し出し、室内の動きや緊急時の通報などを使って高齢者を見守ります。
月1回のお元気コールのほか、人感センサーが一定期間動きを検知できなかった場合の電話連絡、緊急通報ブザー、熱中症対策などの機能があります。日常の見守りと緊急時の連絡を一つの制度で利用できる仕組みです。
対象は、おおむね65歳以上の単身世帯、高齢者のみの世帯、一定の条件に当てはまる日中独居高齢者世帯で、利用を希望する人です。緊急時に対応する連絡先として、原則市内に住む人を2~3名登録する必要があります。
料金目安は市県民税課税世帯が月800円、非課税世帯400円、生活保護世帯200円。任意の鍵預かりサービスは別途月550円です。すでに利用中の人が後から鍵預かりを追加する場合は、別途事務手数料がかかる案内もあります。
申込みは、高齢者よろず相談センターか担当ケアマネジャーから行います。利用条件は変わる可能性があるため、検討時は平塚市の最新情報も確認してください。
在宅時緊急通報は緊急対応が中心になる
二つ目は平塚市の在宅時緊急通報システムです。自宅に通報機器を設置し、緊急時や相談したいときにボタンを押すと、受信センターの看護師や相談員と通話できます。
室内の安否確認センサーもあり、在宅時の活動量が少ない場合に異常と判断して受信センターへ連絡します。必要な場合は警備員が自宅へ駆け付け、預けた鍵を使って室内の安否を確認することがあります。
対象は、おおむね65歳以上の単身世帯または高齢者のみの世帯で、緊急対応が必要な発作を頻発する可能性があり、日常生活で注意を要する状態にある人です。
料金目安は固定電話のアナログ回線利用型が月400円、SIMカード内蔵型が月500円です。利用時にはスペアキーの預け入れと、原則市内に住む緊急連絡先2~3名の登録も必要です。
申込みは、高齢者よろず相談センターか担当ケアマネジャーです。
緊急連絡先には、必要なときに30分以内に利用者の元へ駆け付けることや、受信センターからの電話に24時間対応する役割があります。本人の健康状態だけでなく、こうした条件も含めて利用できるか確認したい制度です。

市の制度でも見守る目的や利用条件はかなり違いますね
あかりdeみまもりは照明で生活を知らせる
三つ目はパナソニックのあかりdeみまもりサービスです。対応するLEDシーリングライトのオン・オフ操作情報を使い、離れて暮らす家族の様子をスマートフォンのアプリから確認します。
24時間照明の操作がない場合や、設定した時間内に操作がない場合などにプッシュ通知を受け取れる仕組みです。緊急事態を通報するサービスではない点が、市の制度との大きな違いです。
2026年8月現在のサービス料金は月880円。対応するシーリングライトの公式通販価格は8畳用が40,200円、12畳用が47,000円です。インターネット環境と対応する無線LANルーターも必要です。
申し込みは公式通販から行い、対応する照明をインターネットへ接続して専用アプリ「あかリモ+」で設定します。
利用には見守られる人の同意も必要です。料金や対応機器、解約条件は変更される可能性があるため、契約時に最新の案内を確認してください。
三つのサービスは見守る方法が違う
3つを並べると、お話し見守りケータイは人感センサーと携帯端末、在宅時緊急通報は自宅の通報機器と安否確認センサー、あかりdeみまもりは照明の操作状況を利用します。
家族が知りたいのが普段の様子なのか、緊急時の対応なのかで候補は変わります。市の制度では利用条件もあるため、料金だけで決めず対象になるかまで見る必要があります。
- 普段の動きも見たいなら人感センサーを見る
- 緊急対応を重視するなら通報後の流れを見る
- 離れた家族が確認したいなら照明などの生活情報を見る
料金は機器代と月額負担まで見比べる
市の2制度は機器を貸与する形で、毎月の自己負担額が設定されています。一方、あかりdeみまもりは月額料金に加えて、対応する照明を用意する費用がかかります。
月額だけでなく、最初に必要な機器と利用条件まで見ると、家族で費用を話すときにも比べやすくなります。
市の制度は緊急連絡先も先に確認する
平塚市の2制度を検討するときは、本人が対象になるかと合わせて、緊急連絡先を登録できるかも確認したいところです。
特に在宅時緊急通報システムでは、緊急連絡先に駆け付けや24時間の電話対応が求められます。離れて暮らす家族だけで対応できるか分からない場合は、最初に高齢者よろず相談センターなどへ相談すると条件を整理しやすくなります。
申込み方法は公的制度と民間で違う
平塚市の2制度は、高齢者よろず相談センターや担当ケアマネジャーへの相談が入口です。本人の世帯状況や健康状態など、制度ごとの利用条件を確認しながら進めます。
パナソニックは公式通販からサービスを申し込み、対応照明とアプリを設定して利用します。公的制度とは、申し込みの入口から違います。
普段の見守りか緊急時の対応か、家族が気になっていることを考えます。
市の制度なら本人の対象条件と緊急連絡先、民間なら必要な機器や通信環境を見ます。
相談窓口か公式通販か、サービスごとの入口から進みます。
通信環境によって使える機器が変わる
在宅時緊急通報システムには、固定電話のアナログ回線を使う機器と、携帯電話回線を使うSIMカード内蔵型があります。固定電話利用型は、自宅の電話環境によっては利用時に注意が必要です。
あかりdeみまもりでは、自宅のインターネット環境と対応する無線LANルーターが必要です。離れて暮らす家族の家にどんな通信環境があるかも、申し込み前に確認しておきたいポイントです。
見守りだけで安全が保証されるわけではない
見守り機器を置いても、生活のすべてを常時誰かが確認しているわけではありません。特にあかりdeみまもりは、緊急事態を通知するサービスではなく、見守られる人の身体や生命の安全を保証するものではないと案内されています。
市の制度も、センサーの反応や本人からの通報などをきっかけに対応する仕組みです。「何を検知するのか」「異常があったとき誰へ連絡するのか」「誰が駆け付けるのか」まで見ると、サービスの違いが分かりやすくなります。
今日なら家族で心配なことを一つ決める
今日できることなら、「普段の生活の様子を知りたい」「急な体調変化のときに通報できるようにしたい」など、家族が心配していることを一つだけ整理してみるところからでも十分です。
わたしはサービス名や料金から入るより、何が心配なのかを先に考えるほうが、制度の違いを読みやすいと感じています。
市の制度が気になる場合は本人の対象条件と緊急連絡先、民間サービスなら機器と通信環境を確認する。この順番で見ると、次に調べることを絞りやすくなります。実際に申し込むときは、それぞれの最新の公式情報をもう一度確認してください。
今回は見守りサービスについてまとめました。この記事が皆様の参考になれば幸いです。最後までお読みいただき、ありがとうございました。












