電気自動車の補助金を調べると、国の制度と自治体の制度が混在していて、どれが自分に使えるのか見えにくいですよね。年度ごとに内容が変わりやすいため、少し前の情報をそのまま判断材料にしてしまうと、後から手続きが変わっていたということになりかねません。
平塚市の地域情報メディア『ひらつかログ』のライター、サトシです。制度や手続きの記事を書くとき、わたしはまず「誰が主体の制度か」から確認するようにしています。国か、県か、市か、それだけで確認先が変わります。
この記事では、補助金が分かりにくい理由から始めて、確認先の分け方、申請の順番、充電設備との違いまでを整理しています。車種を決める前の段階から使える内容になっているので、気になる方はお読みください。
補助金の情報が混乱しやすい理由
「国の補助金」「県の補助金」「市の補助金」という三つの制度が同時に存在していて、それぞれが別のページで案内されています。検索すると複数の情報源が出てきて、どれが今年度有効かが分かりにくいのが実情です。
さらに、補助金には予算枠があり、年度の途中で受付を終了することもあります。古い情報を見て動いてしまうと、申請できなかったというケースも起きやすい仕組みです。
国の制度と自治体制度の違いをおさえる
国のCEV補助金(クリーンエネルギー自動車補助金)は、一般社団法人次世代自動車振興センターが窓口となる制度です。対象車種や補助額は車両ごとに異なり、令和8年4月1日以降の登録分については公式サイトで最新の対象車両一覧を確認する必要があります。
自治体の制度は、市が独自に設けるものと、神奈川県が設けるものが別にあります。国の補助金と自治体の制度は、併用できる場合とできない場合があるため、それぞれの要件を別々に確認することが必要です。
平塚市で最初に確認する案内先
平塚市公式サイトの「脱炭素・エネルギー」ページには、市民向け補助金の一覧と申請受付状況がまとめられています。各補助金のページで受付状況が随時更新されるため、この一覧ページから入るのがいちばん迷いにくいです。
問い合わせ窓口は環境政策課(電話:0463-21-9762)です。制度の有無や、今年度の受付状況を直接聞けます。

受付状況は変わるので公式ページを先に開いておくと楽です
申請の順番で見ておきたいこと
迷いやすいのが、「購入後に申請すればいい」という思い込みです。国のCEV補助金は、登録(納車)後に申請する仕組みですが、補助対象期間内の登録かどうかが条件になります。購入前に対象車両であることを確認しておくのが先です。
わたし自身、はじめてこの流れを調べたとき、登録期間と申請期限が別物であることに気づかずに混乱しました。購入前・登録前・申請期限の三つを分けて確認するのが手間を減らすコツです。
補助金の対象車種で迷いやすい場面
国のCEV補助金は、すべての電気自動車が対象になるわけではありません。補助対象車両一覧に掲載されている車種だけが対象で、同じメーカーの車種でも対象外になることがあります。
車種を選ぶ前に対象車両一覧を確認するのが、後から「対象外だった」を防ぐうえで大切です。対象車両一覧は次世代自動車振興センターの公式サイトで公開されています。
予算の枯渇と受付終了のしくみ
補助金には年度ごとの予算枠があり、予算を使い切った時点で年度末を待たずに受付が終わることがあります。自治体の補助金では、年度の前半に申請が集中するケースも実際にあります。
平塚市の場合でも、令和7年度に市民向け複数の補助金が年度末より早く受付を終了しています。購入時期が決まったら、その時点の受付状況を公式ページで必ず確認してください。
充電設備の補助と車両補助は別の制度
充電設備(普通充電器や充電コンセント)への補助は、車両本体の補助とは別の制度として設けられています。神奈川県では令和8年度のEV普通充電設備整備費補助金が2026年12月28日まで受付中です。
車両補助の申請と同時に充電設備補助も考えている場合は、それぞれ別に申請先と要件を確認する必要があります。一つの補助金にまとめて申請できると思い込まないことが、手続きのやり直しを防ぐ点として見ておくべきことです。
購入前に見ておきたい条件の整理
補助金を見越して車種や時期を考えるなら、事前に確認したい項目が複数あります。
次世代自動車振興センター公式サイトで登録期間ごとの対象車両を確認する。
平塚市公式「脱炭素・エネルギー」ページで市民向け補助金の現在の受付状況を確認する。
充電設備への補助は車両補助と別制度のため、必要な場合は神奈川県の案内ページも別途確認する。
よくある失敗と注意が必要なケース
実際の申請でよく起きる失敗を整理しました。
- 古い年度の情報で判断した
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年度ごとに制度内容が変わるため、必ず今年度の公式情報を確認する必要があります。
- 登録後に対象外と気づいた
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対象車両一覧は購入前に確認しておかないと、納車後に対象外と分かるケースがあります。
- 申請期限を登録日と混同した
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補助金の申請期限と車両の登録期間は別物です。登録後に申請期限を確認する必要があります。
補助金の手続きは、年度末よりも年度の前半の方が良いケースがあります。幼稚園送迎で車が必要になった友人が、乗り換えを検討し始めたとき、最初にしたのは「今年度の受付が、まだ開いているか」を確認することだと言っていました。
公式情報の確認先と注意点
確認先は次の3つに分けて見ると整理しやすいです。
| 制度の主体 | 確認先 | 窓口・連絡先 |
|---|---|---|
| 国(CEV補助金) | 次世代自動車振興センター | 0570-001-136(受付10時~16時) |
| 神奈川県 | 神奈川県公式(充電設備補助等) | 各事業のページで確認 |
| 平塚市 | 市公式「脱炭素・エネルギー」ページ | 環境政策課 0463-21-9762 |
まとめサイトの情報は古くなっていることが多いので、最終的には各機関の公式ページを直接開くことを優先しています。
向かないケースと補助金以外の選択肢
補助金は受け取れれば助かりますが、向かない状況もあります。
- すでに予算枠が終了している場合
- リース契約で所有者が販売店になる場合
- 保有義務期間中に手放す予定がある場合
国のCEV補助金は原則4年または3年の保有が義務付けられています。期間内に車両を手放す場合は補助金を返納しなければならないケースがあります。購入前に保有予定期間も含めて確認することが、後のトラブルを防ぐうえでも大切です。
補助金を調べ始めたみなさんへ
今日の空き時間に、平塚市公式の「脱炭素・エネルギー」ページを一度開いてみてください。市民向け補助金の受付状況がまとまっているので、今年度どの制度が動いているかをざっと確認するだけでも、次に何を調べればいいかが見えてきます。
補助金を使えるかどうかより、まず「今の受付状況」と「自分が選ぶ車種が対象か」の二点を押さえると、進むべき方向が見えやすいと感じています。この記事が、制度の入口を少しでも分かりやすくするきっかけになればうれしいです。
制度は年度ごとに変わるので、気になった段階でまずページを開くのが一歩です。動き出す前の小さな確認が、後の手続きをずっと楽にしてくれますよ。
今回は電気自動車の補助金についてまとめました。この記事が皆様の参考になれば幸いです。最後までお読みいただき、ありがとうございました。












