保育料の申請や奨学金の手続きで「所得証明書を出してください」と言われたとき、どの証明書を取ればいいのか、どの年度が必要なのかで迷ってしまう方は多いと思います。急いでいるのに、取り直しになるのだけは避けたいですよね。
わたしはひらつかログのエリア担当ライター、サトシです。平塚市内を仕事で回ることが多く、用事のついでに市役所へ寄れるかどうかはいつも気にしています。今回は証明書の種類のちがい、年度の読み方、窓口とコンビニ交付の使い分けを整理しました。
ただし、受付時間や手数料、コンビニ交付の利用条件は変わることがあります。最終的には平塚市の公式案内と提出先の指定を必ず確認してください。
最初に見ておきたい平塚市の公式情報
まず確認しておきたいのは、平塚市公式サイト「市税に関する証明書等の発行」のページです。証明書の種類・手数料・申請場所・必要書類がひとまとめになっています。
問い合わせ先は、固定資産税課 市税証明窓口(電話:0463-20-8855)です。証明書の種類や年度で迷ったら、窓口へ行く前にここへ電話するのが早いと感じています。
「所得証明書」という言葉で混ざりやすい証明書
平塚市では、「市民税・県民税証明書(課税・非課税・所得・収入証明)」という一枚の証明書が、いわゆる「所得証明書」として機能します。課税証明書、非課税証明書、所得証明書はそれぞれ別の書類ではなく、この一枚の中で必要な記載が出てくる仕組みです。
提出先が「所得証明書」と言っているのか「課税証明書」と言っているのかで迷うことがありますが、記載内容の何が必要かを提出先に確認してから取りに行くのがいちばん確実です。
課税証明書と非課税証明書で違いが出やすいところ
課税証明書には前年分の所得額と今年度の課税額が記載されます。非課税証明書は、市民税・県民税が課税されていない状態を証明するものです。どちらも同じ一枚の証明書から出てきますが、提出先が何を確認したいかで「課税」を求めるか「非課税」を求めるかが変わります。
よく迷うのが、「課税」と「非課税」のどちらを持っていけばよいかという点です。提出先の案内をそのまま持って窓口へ行くか、判断に迷ったら事前に提出先へ確認するのが無難です。
どの年度を取ればいいか迷いやすい点
平塚市の市民税・県民税証明書は、毎年6月に年度が切り替わります。たとえば令和8年度証明書(令和8年6月1日から交付開始予定)は、令和7年1月から12月の所得を証明するものです。
4月・5月に証明書が必要な場合、まだ令和8年度分が出ていないため、令和7年度分が最新になります。提出先が「最新年度」と言っているのか、特定の年度を指定しているのかを確認してから窓口へ向かうと、取り直しを防げます。

6月前後は「どの年度が最新か」が変わる時期なので要注意です
窓口とコンビニ交付、どちらで取れるか
平塚市では、市民税・県民税証明書(所得証明書)をコンビニのマルチコピー機でも取得できます。利用時間は午前6時30分~午後11時(各店舗の営業時間内)で、土日・祝日も使えます。
ただし、コンビニ交付には条件があります。
- 有効なマイナンバーカードまたは対応スマホが必要
- 課税基準日(1月1日)に平塚市の住民登録がある
- 取得時点でも平塚市に住民登録がある
- 市民税・県民税の申告または年末調整が済んでいる
- 取得できるのは最新年度分のみ
未申告の場合はコンビニでは取得できません。仕事で収入はあるが申告を済ませていないケースでは、まず市民税課(電話:0463-21-8766)へ確認が必要です。
本人確認書類で見落としやすいこと
窓口で証明書を取る際、本人確認書類の提示が求められます。マイナンバーカード・運転免許証・在留カード・旅券などが対象です。
iPhoneのマイナンバーカード(スマホ搭載版)は窓口での本人確認書類として使えません。これは見落としやすい点で、スマホのみ持参した場合は受け付けてもらえないことがあります。実物のマイナンバーカードか運転免許証などを持って行くのが確実です。
本人以外が請求するときに確認したいこと
家族が代わりに取りに行く場合、住民票上で同一世帯の親族であれば、原則として委任状なしで請求できます。ただし、市外在住の場合は同一世帯であることを確認できる書類(住民票の写しなど)が必要です。
同居していても、親族でない場合(同居人など)は委任状が必要になります。事前に関係性を確認しておくと当日焦らずに済みます。
委任状が必要になりやすい場面
委任状が必要になるのは、主に次のケースです。
- 同一世帯でない親族・知人が代理申請する場合
-
本人が自署または記名押印した委任状の原本が必要です。
- 同居人(親族でない)が代理申請する場合
-
同一世帯であっても親族でなければ委任状が必要です。
- 法人の従業員として取得する場合
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委任状に加え、従業員証または法人が発行する証明書が必要(名刺は不可)。
委任状のひな形は平塚市公式サイトからダウンロードできます。記載漏れで受け付けてもらえないことがあるので、内容を窓口で確認してから持参するのが安心です。
手数料と受付時間の確認方法
市民税・県民税証明書の手数料は1通300円です(コンビニ交付も同額)。市役所本館2階214窓口は平日の午前8時30分~午後5時、市民窓口センターは平日の午前9時~午後5時の受付です。
平日夜間や休日に受け取りたい場合は、駅前市民窓口センター(ラスカ平塚新館3階)で事前予約制の受け取りが可能です。予約は固定資産税課 市税証明窓口(電話:0463-20-8855)へ開庁日の午前8時30分~午後4時30分に電話が必要。代理人が受け取る場合も、予約は本人からかけてもらう仕組みです。
| 取得方法 | 受付時間の目安 | 条件 |
|---|---|---|
| 市役所本館2階214窓口 | 平日8時30分~17時 | 本人確認書類が必要 |
| 市民窓口センター | 平日9時~17時 | 一部の証明書のみ対応 |
| 駅前市民窓口センター(夜間・休日) | 平日17時~20時、土日祝9時~17時 | 事前電話予約が必要 |
| コンビニ交付 | 6時30分~23時(店舗営業時間内) | マイナンバーカード等・申告済みが条件 |
受付時間は変更になる場合があります。詳細は平塚市の公式ページで最新情報を確認してください。
提出先に先に確認しておきたいこと
取りに行く前に、提出先へ次の点を確認しておくと安心です。
「所得証明書」「課税証明書」のどちらで呼んでいるかではなく、必要な記載内容(所得額か課税額か非課税の記載か)を具体的に確認します。
「最新年度」なのか「特定の年度」なのかを提出先に確認します。6月をまたぐ場合は特に注意が必要です。
複数か所に提出する場合、必要な通数をまとめて取りに行くと手間が省けます。
失敗しやすい場面と気をつけたい点
実際に取り直しになりやすいのは、「年度をひとつ間違えた」「非課税の記載がない証明書を持っていった」「コンビニで取ろうとしたら申告が済んでいなかった」といったケースです。
4月・6月は窓口が特に混雑する時期。平塚市の公式サイトにも「年度切り替え直後の2週間程度は待ち時間が長くなる」と案内があります。急いでいる場合は、コンビニ交付か郵送申請を先に検討するのが動きやすいです。
また、未申告の方は窓口でもコンビニでも証明書が取れません。申告については市民税課(電話:0463-21-8766)へ事前に相談を。
動く前にひと確認、それだけで変わる
今日これだけやっておくとすっきりするのは、提出先に「課税証明書でいいですか、それとも非課税の記載が必要ですか」と一言聞くことです。証明書を取りに行く前の小さな確認が、取り直しの手間をまるごと防いでくれます。
わたし自身も、仕事の合間に市役所へ寄れるかどうかを先に考えてしまうタイプです。窓口が混んでいる時期なら、マイナンバーカードがあればコンビニ交付のほうが無理がありません。時間帯や状況で取り方を選べるのは、平塚市の使いやすいところだなと感じています。
必要なものを手元にメモしてから動くと、当日に焦らなくて済みますよ。提出先の指定と平塚市の公式案内を見比べながら、自分のタイミングで一歩動いてみてくださいね。











